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5月26日


 地域にもよるかもしれないが、最近のKDDIのCMはそろそろいいかげんに痛い。

 ドコモの殿様ぶりを指摘し、「2番手だからできることがある」 と言っていた最初の頃こそ、よくぞ言ったという感じだったが、その後も執拗にNTTに噛みつくようなCMを作りつづけ、最近では相手が下げればこちらも下げるという完全な泥試合。

 まぁ、利用者としては安くなるにこしたことはないが、こうまで必死になる姿を見ていると逆に不安になってくる。



 ほら、格闘マンガなんかじゃよくあるパターンだ。

 スタミナに劣る側が序盤から全力で飛ばして優位に立とうとする、アレ。

 ‥‥で、たいていこれがまた作戦通りに成功した試しがない。少なくともマンガの中では。



 現状の裏を返せば、ここでよっぽどリードを奪えなければ このあと余裕がないのでは、と考えてしまうのである。

 NTTもNTTで、いまだに電電公社時代の体質が抜けていないというか、何をやっても後手後手だし、そもそもiモードは何かと高すぎるしと問題だらけだが。

 知人の父がNTTに勤めていているのだが、NTTの社宅なのにベランダに出ないとドコモの電波が入らないらしい。 肝心なところがどこか抜け落ちている。




 それにしてもやっぱり、KDDIのNTT叩きは行き過ぎだと思う。

 どんな言い分があれ、利己目的で他人の悪口を並べるのは自分の質を下げるだけだし、しかもそれがあまりにしつこいとなると、誰の目からも見苦しい。



 たとえば、こことか。





 上のリンクはダミーの空リンクだが、これを見て一瞬ドキッとした方々。

 内心で自覚しているなら、もう少し大人になって考えを改めてみてはどうですか。





5月25日


 前のポエムが一部で好評だったので、こんなのも書いてみた。





5月21日


(プライバシー保護のため、映像にはボカシを入れてあります)

新旧ヒロイン2人



「あんた、ちょっとツラ貸しな」


「‥‥あ?」




「ボイス付きだからって調子乗ってんじゃないわよ!
7月発売? はっ、さぞかしお盆のころには
何十人何百人のあんたが有明に蠢くことでしょうよ!」



「ふん、過去のキャラがひがんでんじゃねーよ。
もっとも、テメーみたいに前作のヒロインに人気負けすることだってあるから
アタシも気をつけなきゃね。 ケケッ!」



「い、言わせておけば‥‥!
あんなのただ男性人気が、胸の強調度に正比例してるだけだっつーの。
どうせいずれはパイレーツと同じ末路よ!

あんたもどうせ “癒し系” 路線とか狙ってんじゃないの? もう古いんだよ!



「テメーみたいな “天然イタイ系” もな!
釈ひとりでもうお腹いっぱいなんだよ!

イタイで思い出したけど、出番が欲しいんならサクノスの
『SHADOW HEARTS』 にでも出演してきたら?」



「ああ、クーデルカ2のこと?」


「おいコラ、SNKにとどめを刺したナイフの
柄の部分がクーデルカで刃の部分がネオジオポケットカラーだとか
滅多なことを口走んな!

静止画像は綺麗だし、CMも見たけど見事なもんだっただろうが。
あのスムーズなカカト落とし、なかなかああは作れねーよ。

‥‥で、あれはどこが作ったロボットなんだ?」



「人間だっつーの。 たぶんね。
そもそもクーデルカチームって某社を飛び出したグラフィッカー集団が メインのくせに、まだわかってないのかしら。
S級の3DCGを動かすにはS級の技術がいるんだってことに。
特にPS2じゃ、並のプログラムでは処理能力もVRAMも足りるわきゃないでしょ!」



「この場合の “S” は、どこの会社名の略?


「聞くな。

あんたこそ、南国かぶれのついでに例のディズニー&スクウェアRPG
アメリカのお子様層でもゲットしてきたら?」



「まだあきらめてなかったのかよ。
しかも 『スーパーマリオRPG』 から相変わらず方向性も改まってねーし。

ドナルドダックとグーフィーが、いつものまんまのアノ格好で
むりやり “王宮魔術師” と “騎士団長”ですとか言われてもな。
お前ら、お互いちょっとは歩み寄れや!」



「ま、アメリカ市場を舞台に、ポケモン任天堂と遊戯王コナミを相手にして
いつもながら飽きもせず日本ゲーム業界の代理戦争って、
ある意味、痛快だけどね」



「それにしても、今は各企業が好き勝手にやってるけど、
ゲームソフトって、国が外交や貿易のカードとして使ったら
ヘタな兵器よりよっぽど強力だよな」



「金銭効果もさることながら、子供の心に “何か” を刷り込むのに、
これほど適した媒体はないしね」



‥‥勝てる! 勝てるぜ!
姐さん、アタシが間違ってたよ。
今は身内でいがみあってる場合じゃない!」



「そうね。 私も目が覚めたわ。
これからは力を合わせてアメリカを食い物にするのよ!」



「さすが外人に人気の姐さん、頼もしいや!」


「あんたも、オリエンタルな魅力で奴らを虜にしなさい。
さあ、行くわよ!」






新たな戦いに挑むことを決意した2人のヒロイン。

果たしてその戦いの行方はいかに。

(つづく)





(最近ここに来られた方へ注意: 当サイトのコンテンツに 「つづく」 と書かれている場合、

95%以上の確率で続きませんので、 予め御了承ください)






5月20日


● 最近届いたメール(その1)



題名: ぱぁぱ(^^)

『おひさぁ〜 あのぉ、今日って? もしかして? もしかして?
 29歳おめれとっ♪』



 今日は誕生日なんかじゃないし、29歳でもないし。 まして 「ぱぱ」 と呼ばれるおぼえもなく、送信者にも心当たりはなく。

 単身赴任中なのか、娘が一人暮しなのか、とにかくそういう心暖まる父娘のやりとりだと思いたいが、

29歳で、こんなメールを打つような娘がいるとは考えにくく。


 相手の送球ミスとは言え、会話のキャッチボールをインターセプトしたままなのも気がひけるので 「間違ってます」 と返信したけど、その気まずいこと気まずいこと。

 こんなメールを送られる男性が自分と良く似たメアドを使っているというのもなんだか複雑な気分。



 て言うか、これで交信記録も残ってしまったので、間違っても最近増えてきたヤバイ事件なんかに巻き込まれないようお願いしたいです。 この女性の方。





● 最近届いたメール(その2)



「海中で息が出来たら、空を飛ぶ事が出来たら・・・。」

そんな想いが少しだけ叶ったような気がするお店です。

http://www.touch-net.net/yoru/


 宣伝メールなのは理解できるが、この文章にはどういう意味があるのか。

 店にいるのは地上外の生物ばかりと、遠まわしに従業員の女の子の悪口を書いているのか。 ダメだよ、そんなこと言っちゃあ。

 どう見ても写真の首から上がすげ替わっているのは、見なかったことにしてあげるから。





5月19日


『iモードもいっしょ』 24日発売記念ということで、これまで私のところに送られてきたトロメールの紹介を。


 もともとこのシリーズって、トロたちのトンチンカンなメッセージが面白さのポイントなわけで、「うちのトロはこんなこと言ってました!」 という親バカ的なネタはすでに至るところで目にすることができるんですが。



 それを考えても、最近のうちのトロはいくら何でもどうかと。




ガンダーラで、カイヤ川崎が しゃしんさつえいしているのを、ぐうぜん見ちゃったニャ〜
なんだかたのしそうだったニャ〜


ネコのひげをきるとね…
二度とトレジャーハンターが できなくなっちゃうのニャ〜
いやニャ〜
一生トレジャーハンターが できないなんて〜



 ‥‥このあたりはまだ、いかにもトロらしいメッセージだったんですが。


もう森総理とキスした?


もう森総理にだきしめてもらった?


もう森総理にプロポーズした?



 ごめんなさい、トロさん!

 好きな人を 「森総理」 と入力したのはほんの出来心です。 だからもうそろそろ許してください。




ネコを土にうめてね〜
ネコのなる木が生えるらしいのニャ〜
そ〜なったら
ネコたべほうだいなんだニャ


風水でネコとか…
犬鍋とかたべほうだいにできないかニャ〜



 このあたりからだんだんおかしくなりはじめたトロさん。

 すでに 猟奇 入ってきてます。


 食うなよ。 しかも食べ放題で。




和田アキ子が とつぜん マラソン しだすとね…
すごく おそろしいコトがおこる まえぶれなんだって…



 このトロさんは、「和田アキ子」 もお気に入りらしく、


和田アキ子は、はらじゅくで夜中アルバイトをしているらしいニャ〜



しかも日を追うごとになんだかストーカー的興味に発展していっています。 勘弁してください。




学校の中で投身自殺したコトってある?


おフロの はいすい口が つまりぎみになったらね…
やかんで 血を わかして〜
はいすい口に ながしこむといいらしいニャ!
でもね…
たま〜に 血を ながしこむとき…
「あつい!」ってこえが きこえてくるらしいニャ!



 すみません、トロさん。

 最近、あなたからのメールを開くのが本気で怖いです。




和田アキ子をまるまるとふとらせたらおいしいかニャ?
なんだか犬鍋味がしそうだけどニャ〜





 あぁ、とうとう‥‥。



 せっかくですが、犯行に及ばないうちに登録解除しちゃっていいですか、SCEIさん。





5月16日


 ポケモングッズをおまけに付けて、必死でマクドに対抗していたロッテリアが、またまたデジモンに乗り換えるようです。 意外なところで行われていたゲーム戦争。 (数年前にデジモンからポケモンに乗り換えたのに)

 どうせ今やるなら、遊戯王のオリジナルカード20種ぐらいをランダムで付けるようにすればもっと効果があると思う。あんなの単価は安いもんだしね。


 デジモンとファーストフードと言えば、先日紹介した子供の敵アルケニモンことステキさん。

 例のメル友から送られてきた写真を職場のシュレッダーにかけたりしていたステキさんですが、かつてファーストフード店内でどういうわけか近くにいた若者にガンを飛ばされ、持っていたコーヒーを相手に頭から浴びせたというエピソードを持つ鉄腕ガール。


 さすが、前に原チャリを車にぶつけたとき、修理費をちゃんと出したにも関わらず相手が調子に乗って不当な慰謝料を吹っかけてきたのに怒り、
相手の奥さんに「あの人と別れて!」と嫌がらせの電話をかけた挙句、法律問題に詳しくコワモテな友達の父親に頼み込んで ヤクザのふりをして話し合いに同行してもらい、逆に相手に謝らせただけのことはあります。


 世の中には、決して怒らせてはいけない人がいるのです。




 私自身のファーストフード店の思い出と言えば、やはりナンパ未遂事件でしょうか。

 そのころ長髪を後ろで束ねていた私は、店内で文庫本など読んでいたのですが、仕切りを挟んで向こうに座っていた若い男の二人連れが、こんなことを話し始めたのです。

「なあ、向こうに座ってる子、スゲェ可愛くねえ?

 そう聞くとやっぱり多少は気になるのが人の性。それとなく周囲に目を配ってみましたが、他には誰もいません。




(‥‥俺?)


 仕切りのせいで顔しか見えないとは言え、いくらなんでもそれはないだろう、と思いましたがどうやら間違いなさそうです。

 そりゃ一学年下の後輩からも 『女の子』 とか陰口を叩かれたりしてたけど (陰口の理由:3年なのに2年の授業に潜って遊んでいたから) 、まさかナンパされるなんて、美しさは罪ね。 それはともかくこれって逆ナンと言うんだろうか。 逆でもないよな。

 ‥‥とかバカなことを考えつつ、声をかけられたらどうリアクションすればいいのかと内心ドキドキしながらも聞こえなかったふりをしていると、彼の連れが一言。


「あれ‥‥男じゃないの?」

「えっ‥‥」


 絶句してしまった彼が、同じ男として非常に哀れで。

 彼らが店を出て行くまでずっと本から目を離さず知らん顔を続けたのは、男の情けというやつです。



 男です。 本当に。





5月14日


There is nobody.

‥‥英語じゃ、 「誰もいない」 とは言わない。 「“いない人” がいる」 と言うんだ。


初めてそう習ったとき、なんておかしな言語なんだろうと思った。

だけど今は、不思議と実感できる。

この目も耳も、腕も指も唇も、すべてが君をおぼえているのに。

ここには君の透明な輪郭だけが残っている。


誰もいないのではなく、 “ここにいない君” がいる。



There is nobody.






 えー、オチはありません。

「誰が書いたの?」 「ツッコミ待ちですか?」 とかも言うな。

 いいじゃん、たまにはこんなの書いたってよう。





5月12日


 いよいよ来週火曜日に創刊される新たな週刊青年漫画誌コミックバンチ。

 これがどういう雑誌かと言うと、週刊少年ジャンプ編集長の堀江信彦氏、月刊少年ジャンプ編集長の根岸忠氏と原哲夫氏・北条司氏・次原隆二氏というベテラン漫画家が集まって設立した(株)コアコミックス社が編集を担当、新潮社が発行する‥‥まぁぶっちゃけた話が現状に不満を持つ中間管理編集者が部下と作家を連れて新たな旗を掲げるという、よくある独立劇のようだ。


 そんなわけで、内部的には色々と野心的な試みを画策しているようではあるが、創刊号のラインナップがこれ。



『Angel Heart』 北条司

 主人公は胸に傷を持つ女性。 彼女は、暗殺者として訓練を受けた美しい人間兵器であり (以下略)



『蒼天の拳』 原哲夫

 1930年代、魔都・上海。 巨大黒社会が支配するこの都市に 悪党どもを震撼させた伝説の拳法家がいた!
 北斗神拳二千年の歴史上もっとも奔放苛烈と呼ばれた男、その名も霞拳志郎 (以下略)



『レストアガレージ251』 次原隆二

 ボロボロになった車をもう一度走れるようにする 「レストア」 という作業を通じて、依頼者達が車に置き忘れた夢や思い出を取り戻して (以下略)





 他にも、今泉伸二がグリムウッドの 『リプレイ』 のカバー漫画を描いたり、第2号から登場予定の作家陣が こせきこうじにわのまこと だったり‥‥。

 まるで一昔前のジャンプがザオラルで中途半端によみがえったようなこの雑誌、当面の目標はやっぱり10週だろうか。







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