いちばん問題があると思われる部分を選びなさい。
1. アイドルや女優並みの容姿を持ち、週に一度は男に告白されるという妹 (女子大生)。
2. しかし喋ってみると、藤崎奈々子・西村知美・藤谷美和子といった一部の特殊なタレントの名前がどうにも頭にチラついて止まらない、超天然な妹。
3. 半日歩いただけで7、8回は転ぶ妹。
4. (外見のせいでただでさえ目立つクセに) 飲食店の中で堂々と、 「だって、お兄ちゃんのこと、すごく大好きなんだもん」 などと発言し、周囲の客やウェイトレスを凍りつかせる妹。
5. しかし酒が入ると性格が、天然おっとり少女からタカビーな悲劇のヒロインに豹変、二人称も 「お兄ちゃん」 から 「キミ」 に変化して哲学的恋愛論を繰り広げる、多重人格としか思えない妹。
6. 酔っ払って、人ん家にムリヤリ押しかけたあげくトイレのブルーレットを破壊、
その後2時間にわたって延々とカラミ続ける妹。
7. 最終的には、着ていた服をぜんぶ脱ぎ始める妹。
8. それでもいちおう手は出さずに我慢する自分。(⇒ホモ疑惑)
9. “主夫” 根性が染み付いてしまっているので、
妹がつぶれて寝てしまったあと (←仕方ないので強引に自分の上着を着せた)、脱ぎ散らかされた衣服をたたんだりハンガーにかけたり冷静に片付ける自分。
10. 夜中にひとり、かくもエキセントリックな異性運について思いを馳せずにはいられない自分。
11. こうやって書いてみると、自分のシナリオや小説より現実のほうがよっぽど面白いことに気づき、ますますヘコむ自分。
12. いっさいの誇張が含まれていない、上記の内容ぜんぶ。
12月22日
掲示板への書き込みからの再録。明日のぶんと合わせてお読みください。
■>シスター・プリンセス
血のつながった妹が一人と、血のつながってない妹(自称)が一人いるので、これ以上いりません。
「ごめん。やっぱり君のこと、妹みたいにしか思えないから……」
「あっ、じゃあこれからお兄ちゃんって呼んでもいい?」
「……そういう問題でなくて」
「それじゃお兄ちゃん、また遊んでね!」
「え、いや、あの……」 (わりと実話)
事あるごとにヘタレる自分と違って、やっぱり女性は強いや。
ふと気づけば、こんな手ごわい人たちばかりが寄って来て、いつのまにかドンブラコと流されてゆくマイライフ。
12月3日
はじめまして、ドリームキャストのクタラギです。
クタラギという名前は、御主人が付けてくれました。なんだか 「ガサラキ」 や 「ミカヅキ」 みたいでカッコイイですよね。
お店に置かれていたボクを御主人が見初めてくださったときのことが、まるで昨日のことのように思い出されます。今日のことなんですが。
思えばこれまで、仲間たちがいろんな人に買われていきました。
ボクを買う人は、いったいどんなソフトで遊ぶんだろう。
やっぱり格闘系かな。
それともグランディア2やエターナル・アルカディアみたいなRPG派?
クレイジータクシーやジェット・セット・ラジオみたいに、ちょっと変わってて洒落たゲームが好きな人かもしれないし、
Kanonやラブひなを買うギャルゲーマーかもしれない……。
そんなことを考えていたら、御主人がお店にやってきたのです。
御主人は最初、店員さんに向かって 『ディオラムス』 というゲームはあるかと尋ねていました。しかしそのソフトは無かったらしく、そのままドリキャスコーナーへとやってきたのでした。
見た目は、ごく普通の青年でした。
しかしボクと一緒にレジに持っていったソフトが、
『世界ふしぎ発見! トロイア』なのはどういうことでしょう?
隣に置いてあったソフトと間違えたのかとも思いましたが、隣はシェンムーだったので、たぶんそれはないと思います。
ボクを家に連れて帰った御主人は、引き出しから 『戦国TURB』 を取り出すとボクのそばに置きました。
どうして御主人は、ハードも持っていないのにそんなコアなソフトを所有しているのでしょうか。ボクはますますわけがわからなくなりました。
それから御主人は、ドリームパスポート3でインターネットの設定を始めました。
登録していた情報を見ると、どうやら御主人の名前は羽田弥生というらしいです。
そしてこのサイトの表示を確かめると、「シーク音がうるさい」と一言だけ言って電源を切り、お仕事を始めてしまいました。
ゲームは1秒もしていません。
ボクはこれからどうなってしまうのでしょうか?
12月1日
今日は我がペットについて語る。
ハムスターとかいうげっ歯類をペット屋にて購入・飼育をして現在に至る。
小さいものほど守ってやりたいという保護本能を上手く引き出すこの生物に対し、
ふと気がつけば哺乳類畜生に対して痛い言葉で話しかけている痛い自分が哀しい。
ガンダム哀戦士。
しかしまあどんな生物も飼ってみればかわいいもので、頬袋に食い物詰め込み過ぎるとコブラみたいな形になって恐いだの目玉飛び出て不気味だのそういう事は敢えて無視。
そう考えてはいるものの、激疲れて寝ている時に一晩中絶好調で回し車でルームランナーされるとくびり殺したい欲求がふつふつと。
原因不明の変死を遂げさせないよう、せいぜいかわいがる。
(ゴーストライター: トット)
最近めっきり投稿が減って、もうそろそろやめようかと思っていたゴーストライターだが(もともと夏休み企画だったし)、 ちょうどハムスターでも飼おうかと思っていたところに来てタイムリーだったので載せてみる。 それから、カンチガイしてる人が多いみたいだけど、誰も私の文体を無理に真似ろとは一言も言っていないんだが。 あと、クタラギを飼うことにしたのでハムスターは当分いいや。 |
『ブシドーブレード』のスタッフが放つ最新作と言えばだいたい紹介は完了するのだが、
なぜ今回は発売元がスクウェアでなく元気なのかという点については各自のご想像に任せたい。
さらに、こないだのファミ通の「今週の一本」において、羽田隆之氏が、
「顔のススけたポリゴンのおさむらいさん」
「滝壷の修行で失敗すると、水面にフンドシ姿の尻を浮かせてプカプカ」
「気になる点は (気になってくれ、頼む)」
「……というシステムには緊迫感が感じられたり感じられなかったり人それぞれ」
「実力者の対戦では防御は無意味」
「ブシドー精神ってナニ?」
と、1ページをまるまる使って紹介しているわりには、どう好意的に解釈しても褒めてるようには読めないレビューを展開しておられたのも興味深い。
(個人的にはこのレビュー、特別ゲストとしてぜひバカゲー専科に載せたいぐらいだ)
それにしてもかつてブシドーブレードにあんな高い点を付けたゲーム誌とは思えず、バックボーンというものの大切さを教わったような気がする。
キャラ選択画面の写真では、イラストとまったくテイストの違うポリゴンキャラの顔
(そのへんを歩いている普通のオジサンたちから無作為に取り込んだ顔にチョンマゲを付けました、という感じ)
が10人以上ズラズラと並んでおり、当然そこにはキャラの特徴を示す個性付けなどまるでなく、
「……で、どのキャラを選べばいいんだよ」
と、むしろプレイヤーのほうが尋ね返したくなるようなインタラクティブ設計。
しかしそれも当然。 このゲームの価値観は 「ブシドー」 ただ一つなのであり、
各キャラクターの性能も 「ブシドー」 ただ一点に集約されているため、キャラがかぶって当たり前なのだ。
前2作の評判にもまるでめげず、ひたすら己の方向性を曲げようとしないその姿勢は、ある意味でカッコイイとすら思う。
それにしても、同日発売する某有名版権物ボクシングゲームと見比べれば技術力は格段に上なのに、何がここまで彼らを 「ブシドー」 に駆り立てるのだろうか。
今の世の中で、いったい誰がそこまで “リアルでシビアな斬り合いの世界” に興味を持つというのだろう。
>「以前から 私達が 興味を持っていた、純粋な日本の格闘を今回 『剣豪』 で実現する事ができました。」
……アンタらかい!
自分が興味を持っているから、他の人達にとっても面白いだろうというジャイアンリサイタルぶりも、ここまで来るとただ純粋に感服するしかない。
監修:藤岡弘とか、またいらんことをしてさらに香ばしくなった 「ブシドー」 に期待!
どうかお元気で。
余談:
和風アクションと言えば、『鬼武者』の開発スタッフの部屋に、
資料としてやっぱり『ベルセルク』の単行本が積まれていたという噂を聞いたり聞かなかったり。
11月26日
魔人学園ファンでありながらけっきょく符呪封録は最初のほうで止まっているが、
別につまらないワケではない。
原因は、忙しいのと、あとワンダースワン本体のせい。
買ってみて初めてわかったのだが、このハードはまさにどこから見ても穴のないハードだ。
いや、完全無欠という意味ではなくて。
ヘッドホン端子とACアダプタ端子がない。どこにも。
おかげで起動音は垂れ流しだし、長時間プレイをするときは、手元に電池を常備しておかねばならない。
ヘッドホンやイヤホンは使うにはどうしたらいいのかと言うと、「別売ヘッドホン端子アダプタを購入して下さい」ときたもんだ。
ACアダプタにいたっては、むりやり電池ボックス部分に接続して使用する、非合法気味の製品がサードパーティーからひっそり売られているだけという状況。
拡張性がウリだったはずなのに、その拡張端子がヘッドホンアダプタに占領されるようじゃ旧式ゲームボーイ以下では。
そりゃ、本体価格も安いわなぁ。つーか、何ですかそのボッタクリバーみたいな商法は。
ファイナルファンタジーとの抱き合わせでワンダースワンカラーの購入を考えている方、気をつけろ!
(ハードの性能自体は悪くないんだけどね……)
11月25日
ここまで来ると、とことんまで、イヤな奴としての芸風を極めてみようと思いました。
あまりに恵まれすぎた環境というものも、中身が追いついていないとかえってコンプレックスになったりするもので、今までポツポツとしか自分のことを語らなかったのはそれが理由です。
父は医者、母は教師、自分はそこそこ有名な私立の中学・高校に大した勉強もせずに入ってバカゲーマーに転身、
なんとなくライター業に手を出してみたら初登場にしてアンケート1位、
その後、生活費のために軽い気持ちでデバッグのバイトを始めたら、いつの間にやら企画職で契約社員、それなりに名の知れたソフトの開発に関わらせてもらうことになり、良い子の憧れゲームクリエイターに。
(実際は下働きなんで、大していいものじゃないですが)
いまどき、少年マンガでもこんなベタなライバルキャラはいないっていうか、
こんな奴が現実に目の前にいたら、間違いなく殴ってると思います。自分じゃなければね。
天賦の運と才を特盛ツユだく生卵付きで持って生まれてきて、それを見事に無駄遣いしつつ生きている私ですが、
いちおう人並みの努力はしてきているし、現在も金はぜんぶ自力で稼いでいるのに、これまでもずいぶんいろんな反感を買ってまいりました。
能力も環境も、悪いことをして他人から奪い取ったわけでなし、恨まれても困るんですが。
上を見れば、やっぱりまだまだ足元にも及ばない人はたくさんいて、私なんかまるっきり中途半端なんだし。
しかし、こういう悩みはたいがい誰もわかっちゃくれません。
さすがに嫉妬や羨望の視線だとか、出来て当然というプレッシャーに疲れて逃げるためにバカを装っているうちにそれが本当にライフスタイルとして定着したわけです。
そして、私は生粋のゲームオタクで、女の子の喜ばせ方なんかサッパリであるにも関わらず、
「お前が俺の彼女を奪ったんだ!」
……って、私は好きな作家とかについて何回か喋っただけなのに、いつの間に、なんでそういうコトになってるんだろう、
そもそも私はその女の子が自分のことを好きになってるなんて露ほども気づかず、 「へー彼氏いるんだ、友達が幸せだと自分も嬉しいなぁ」 などと、のほほんとしていたぐらいですが何か間違った点があったでしょうか?
まぁ、相手の男にしてみりゃ、悪気がないぶん余計にタチが悪いでしょうが。
だいたい、自分のどこがそんなにいいのか? 本当に疑問です。何か妙な眼光でも出してるのかなぁ。
それ以来、普段はなるべくダサい眼鏡をかけて、いつもよりさらに輪をかけてイケてない服装を心がけたりしていましたが、
これ、自分としては本当に心の底から悩んで、頭と胸を痛めた結果なんですけど、どうせ誰も同情なんかしちゃくれません。ええ、いいんです、もう。
人生において失敗している要因があるとすれば、肝心のところで一歩退いてしまう押しの弱い性格と、勝負運と異性運の無さぐらいで、
「もういい」 と言っているのに神様が贔屓をやめようとしないのは新手の嫌がらせですか?
自分がただ存在するだけで他人を不愉快にすることを自覚しながら生きていく苦しみ。
そしてその苦しみを、ほとんどの人には共感してもらえない苦しみ。
謙遜をしてもイヤミ、本当のことを言ってもイヤミ。 どうせえっちゅうねん。
出っ歯になっておフランスから帰ってくれば満足か。
生まれてすみません、文句あんのか。(逆ギレ)
「なぁ、俺たち友達だよな?」
「おう、友達だ」
「友達と見込んで相談がある。好きな女に告白しようと思ってるんだけど、どうしたらいいと思う?」
「どうと言われてもなぁ。……だって俺、自分から告白したことなんてないし」
「かーっ、コレだからお前はイヤなんだ畜生! お前に俺の気持ちはわかんねーよ」
「確かに、わかってやれないかもしれない。スマン」
「クソ……まぁ、お前が嫌味じゃなくて本心からそう言ってるのは知ってるけどな。
それにしても、世の中が平等だなんてウソっぱちだ。ぜったい、恵まれてる奴と恵まれない奴が出てくるようになってるんだ。
ミミズだってオケラだってアメンボだって、みんなみんな生きているけど虫ケラなんだ!!
そうさ俺はしょせん虫ケラさ!
何が、真っ赤に流れる僕の血潮だ。いいよなぁ高等生物は。自分から例に出しておいて虫は無視かい!」
「落ち着け。俺だってなぁ、好きこのんで周囲に劣等感与えるためにこんな天運しょってるわけじゃないぞ。
て言うか、俺の中の基準ではこんなもんぜんぜん大したことないんだよ。世の中にはもっと凄いヤツがいっぱいいるし。
不器用だから、お前に女の子紹介できるほど広く軽い付き合いはしてないし、親が金持ってたってこういう時には何の役にも立たん。
恵まれてるったって、友達のために何も出来ないような程度のもんでしかないよ、しょせん。
あ、いっそ俺と付き合ってみる? 意外と誠実で尽くすタイプだよ、俺」
「イヤ」
「……そうなると、あと俺に出来ることといえば、この『ラブクエスト』を貸してやるぐらいだ」
「そんなバカゲーいらない」
11月11日
最近になってココに来た方のために。
えー、2年ほど前に私は、他3名のライターさんと組んで、バカゲーレビューを集めた『バカゲー専科』っちゅう単行本を出していました。
近頃では入手困難なようですが。
で、これの続編が、来月に出ることになっているみたいです。
ただ今回、スケジュールその他の都合で、私の担当分はナイゲー連載時の加筆訂正が中心になってしまう予定ですが。
いやなんかこの時期に予定とか言ってる時点でアレだったり。
まぁ、また次の機会があれば、新企画とか盛り込んで、またもっと本格的な仕事もしてみたいかな、と。
そんな機会をもらえるかどうかわからないけど。
あ、あともう一つ、リクエストの多い例の画像も復活させときます。
ただ、冷やかしの客に悪用されるとめーなので、このサイトをちゃんと読んでるかどうかのテスト。
私がたまに使うもう一つのハンドル、『森総理』。苗字は何と読む?
http://www.wao.or.jp/user/false800/□.html
答えをローマ字にして、□の部分に入れてアクセスしてください。
11月10日
先日の「切られた」事件について、何人かの女性(と思われる)方たちから、「彼女の気持ちも少しわかる」的なメールをいただいた。
まぁ前後の流れからして、おそらく私がゲームにばかり夢中で彼女に気を遣わない冷たい男だと思われたのだろうが、なんだかアレ以来メールや返事もぱたりと途絶えた人が男女ともに多いような気もするし、名誉挽回のために一言だけ言わせてくれ。
最低でも週1回は会ってたし。毎晩電話してたし。
そういう状況で、あの仕打ちなのだが。
自分で言うのもなんだが、付き合いだすと私はけっこう「尽くす」タイプなのだと思う。
呼ばれれば夜中であろうと行くし、(ゲーム中でなければ)
料理や洗濯だってしてあげるし、(ゲーム中でなければ)
自分だって生活ラクじゃないのに学費を援助してあげたりしてたし、(ゲーム代は残して)
浮気とか絶対にしないし、(ゲームのほうが面白いから)
きっと性格的に「犬」型なのだろう。三日飼われれば恩は忘れず、尻尾を振って主人の帰りを待っているようなタイプ。ただちょっとばかり孤独を好む狼気質が混ざっているだけ。
さらに倒錯的に言えばベルばらのアンドレみたいに、尊敬できる女性のために生涯をかけて仕えるというのが自分の理想形だったりするのだが。現実にはそんな人まずいないけど。
そもそも、切られたあとも許してまだ付き合っていたというところに、いちばん性格が表れているのではないかと思う。
……とか書くとまた誤解されそうだが、私は別に信者ではないので。
どこぞのゲーム会社のお偉いさんじゃあるまいし。
11月1日
知人A 「いや、最近はすっかりここもガンパレの話で持ちきりですな。というか 原サンに刺される話題で」
ヨダレ 「俺はちょっとああいうヒトは苦手なんだけどね」
「へぇ。すると団長はどういうタイプの女性が好みなんでしょう?」
「…………。 それ、今まで俺が恋愛に関する話題をさりげなく避けまくってきたのを気づいてて聞いてんの?
いや、こんなとこで書くにしては いろんな意味でイタイ話だから自粛してたんだけど、
最近忙しくてネタが無いし、そこまで聞くんなら思いきって告白しちゃおうかな」
「なんですかもったいぶって。
まさかホントに刺されたことがあるとか……なんてね、あはは」
「ハハハ、そんなわけないだろ。
切られたことはあるけど」
「…………」
「ほら、 これがそんときの傷。まぁちょっと痕は残ったものの大したケガじゃなかったんだけどね」
「……えっと、それはやっぱり、浮気したとか二股かけてたとかそういうことで……?」
「いや。簡単に言うとね、お金が無かったからデートの約束をキャンセルしてバイト入れたの」
「それで?」
「 それだけ」
「…………」
「いやぁ、女の子って怖いよね。カッとして殴るぐらいならともかく、いちおう好きで付き合ってる相手に凶器を向けられるんだから。
アメリカだったら護身用の拳銃で撃たれてたかも。安全国家日本万歳!
まぁ、あれ以来かな、心の底から女性を信用しなくなったのは」
「……すみません、話題を振った僕が悪かったです。さようなら」
「ものはついでに、もう一つ別な意味で読んでて面白くないであろう話もしてやるから聞いていけ。
これはその 切られる前の別の話だけど。
まあ何を血迷ったか俺に好意を寄せてるらしい女の子がいて」
「はぁ。どんな女の子ですか?」
「容姿と性格はFF7のティファって感じ。……ここでゲームキャラに例えるあたりがすでにアレだけど、ほんとにイメージ近かったし。あとティファって 刃物使わないからいいよな」
「すいません、刺激したのは謝りますからその話題から離れてください」
「しかもその子、女子校育ちで世間知らずの良家のお嬢様っちゅう、 どこのギャルゲーのヒロインかというような設定だったりするんだけど、
その彼女が関東の大学に行って半年ぐらいして、夏休みにこっちに帰省したときに俺に電話かけてきて」
「おお、なんかイイ感じの展開じゃないですか。それで?」
「なんか慣れない環境でちょっとブルーだとか言うから励ましたりして。
そしたら電話の最後に向こうが、『今から会えませんか?』 って。
……まぁ、いかにニブい俺でもいいかげん気づくわな」
「それで、会ってどうなったんですか?」
「は?」
「は? ……って、あんたまさか」
「いやー、そのときちょうど 『FFタクティクス』 にハマっててねぇ……」
「 ちょっと待てやコラ!」
「なにぃ?
貴様は 獅子戦争の行方と女の子とどっちが大事か!」
「その2つを天秤にかける時点ですでにおかしいですよ!」
「いや、冗談冗談。
ゲームしたかったってのは、行かなかった理由の30%ほどだけだから」
「……30%……」
「まぁアレだよ。向こうも絶対、俺の表面上のイメージに騙されてるだけだし。
いい歳してヨダレ団長とか名乗るバカ (その当時はまだ名乗ってないが) と付き合って、良い結果になるとは思えないしな」
「で、その子とはその後どうなったんですか?」
「さあ。
だって住所も電話番号も知らないし。
ひょっとしたら教えてもらったかもしれないけど、ジョブチェンジに忙しかったからおぼえてない」
「……じゃあ、あとくされなく済ませられるとしたら、
とびきり可愛い女の子のデートと、松野泰巳氏とのゲーム談議と、どっちを選びます?」
「んなもん松野さんに決まってるだろうが」
「そういうことはベイグランドストーリーをちゃんとクリアしてから言ってください」
「ああ、アレか。確かに発売日に買ったけど……セーブロードが長いんだもん。
ゲームバランス的に一撃死は許せるけど、その後のロードでハード的にストレスかけられるのは許せないの。
あとビジュアル面もなぁ……なんだよあの、アシュレイとシドニーの 2人合わせて1人分以下みたいな衣装は。
なんていうか、ラムザ君やデニム君みたいにこう、
鎧の下に隠された、少年から大人へと変わりつつある引き締まった肉体を想像するというエロティシズムが……」
「 黙れこのオタクホモ野郎!!」
……と、そういうお話。
そりゃあオトコとしてはもったいないことをしたかなと思わないわけでもないけど、
とりあえずもう切られたり刺されたりとかいうのだけは避けて生きていきたい。マジで。
10月30日
そういえば結局、二千円札をまだ一度も見たことがない。
この2ヶ月ほど、いろいろと金の出入りが激しくて数千円単位でお釣りを貰うような買い物もしょっちゅうしているのだが、
それでも手にしたことがないということは、やっぱりいらないお札だったんだね。
だいたいこの新札&新硬貨発行、自販機やディスペンサーの買い替え需要を発生させて経済を活性化させるのも目的の一つだったはずだけど、現状じゃいまだにどこも使えないし。
10月28日
ウチを含め、最近の 『ガンパレード・マーチ』 の盛り上がり方を見ていると、
やはり今のゲーム誌に欠けているのは、 「そのゲームが何故どのように面白いのか」 を伝える姿勢だと思う。
そりゃ、攻略記事のほうが売れるからしょうがないんだろうけども。
まだ電撃とかはそのへん頑張ってると思うけど、やっぱりいちばん頼りになるのはネット上の個人サイトかもしれない。
(公式サイトって結局、買った人しか行かないしね)
だから、ここだからあえて言うけど、ゲームをけなすばかりで終わってしまっちゃダメだよ。
毒を吐くとか馬鹿にするとかなんて、あらゆる表現方法の中でいちばん簡単で安易なものでしかないんだし。
いいゲームを作った人たちが、経営面や上のほうの事情などで不遇な目にあう……
そういうことも仕方がないのかなと思う反面、やっぱりせめて心意気的にだけは報われてほしいもんだと思う。
いや、こんなとこでこう思われてたって何の解決にもならないのかもしれないけど。
青空に残された飛行機雲が、たとえすぐに消えてしまうとしても
見上げていた僕らは、その高さを忘れない。
(……って、わかる人だけわかってください)
10月26日
『高2→将軍』を購入。
このソフトを一月も前から予約していて、平日の昼間から喜びいさんで買いに来る私を店員が憧れと羨望のまなざしで見ていたが、
お金を払う段になって、彼女はとうとう私のカリスマに敬服したらしく、特典のトレカをこれでもかとばかりにオマケにつけてくれる。その数20枚。
トレーディングも何も、すでに全部そろっちゃってる気がするんですけど。と言うかデッキが組めそうです。打倒遊戯王。
それにしてもこのトレカ、相変わらず裏に強烈なテキストが乱れ飛んでいて最高。
「彼女も落とすし、お城も落とす。
「きみの野望を書き下ろせ!」
「電波の届かない時代にいるか
男子の夢の2部構成ゲー、ついに実現!!」
電源の入らない時代にいるため
おつなぎできません」
しかしなんといってもきわめつけは校歌。
2.燃えあがる 赤い空
1.晴れわたる 青い空
響きわたる 笑い声
ともに学ぼう 自由の園で
ともに歌おう 希望の庭で
高2 高2 高2 高2
忘れられない高2を送ろう
駆けのぼる 鬨の声
ひとり行かん 戦国の地を
ひとり挑まん 天下の城に
将軍 将軍 将軍 将軍
歴史に残る将軍になれ
「高2 高2 高2……」も凄いけど、なんかもう2番は校歌じゃなくってるし。
「歴史に残る将軍になれ」って一体どういう教育方針?
店員
「よろしければ会員カードをお作りいたしましょうか?」
「いや、このカードだけでもう充分です」
10月10日
昨夜、『嘘つき達の荒野』というサイトからリンクされていることに気づいた。
さっそく訪問してみると、「3日間限定チャットコーナー」という、聞いたこともないような斬新な企画をやっていたので、
思わずHN:森で入室。
ふと我に返ると、なぜかクマのプーさんについて熱弁をふるっていたりした。
ときどき、自分が何をやりたいのかわからなくなります。
いや、でもやっぱり、ディズニー組の杯を受けてからの偽善者ヅラしたプーはニセモノで、
原作でのおバカっぷりがいちばん可愛いと思うのです。
……えー、私のこの異様な守備範囲の広さも何とかしたほうがいいですか?
10月7日
最近なんだかあまりにも「嘘つき」というイメージが一人歩きしているようだが、私としては非常に不本意である。
そこで、とりあえずどこまで嘘をつかずに生活できるか、試してみることにした。
もともと嘘をつくのは好きじゃないし。(終了)
さてさて、ファミ通で毎週広告が載っていながら、ゲーム内容がほとんどわからなかった『ディオラムス』というゲーム、
ようやくちょこちょこ情報が出だして、私としてはわりと期待の作品になりつつある。
そう言えば、この手のゲームのムーブメントを作った『カルドセプト』のPS版がまたまた新要素を加えて再版されるようですが、
私、サターン版のデータが消えたので先月PS版を買ったばかりなんですけど。
どういうことですか。
10月6日
ようやく『鬼武者』の狙いどころがわかりました。
和風ベルセルク。 以上。
なんかもう、金城どうでもよさそう。
さて、カプコンと言えば『高2→将軍』に真っ向から勝負を挑む『ふしぎ刑事』が目下のキータイトルですが、
もう一つ、隔月刊RPG『エルドラドゲート』という話題作があります。
以下はその広告からの引用。
1話あたりのプレイ時間、約2時間。1巻に3話の、凝縮ストーリー。
(中略)これで1巻、2,800円。買いだよね。
仮に、1時間500円払っても惜しくないぐらいの面白さだったとしても、
次の巻が出るのが2ヶ月後じゃあ……。
かと言って完結してからまとめて買うには高すぎるし。
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