ドラクエ10辞めたら人生変わった!!! 夢幻: あの野郎……LINEでも捕まらねえ……なにが連絡はLINEでね、だよ! クッソ、イベントのためにはツボ職人が必要なのに、なんで居ないんだよ!アストルティアこそ現実だろうが…… pusai: あ、ごめんごめん!ちょっと嫁のためにプレミアムなポッキーを買いに大阪まで行ってたんだよ 夢幻: ハァ?!お前、嫁って……ははーん、凜子か。残念ながらバーチャル彼女にプレゼントは無理だぞ? Pusai: え?ああ、ごめん!言ってなかったっけ?今さー、JKと付き合ってるのよ、JKと! 夢幻: ファァ?!おまッ!お前、毎日毎日ドラクエにログインしてたのに、急にいなくなったと思ったら! pusai: いいぞォ!嫁はかわいいんでいくらでも貢ぎたくなるしさ!もうゲームなんて捨てちゃおうぜ? 夢幻: なにを、地味な男子高校生が夏休みに童貞捨てて物理的にも一皮剥けちゃいました、みたいなこと言ってんだ?おい、アストルティアに帰るぞ Pusai: 唐突ですが、ワタクシ、ドラクエ10辞めました。そしたらね、なんと!人生変わっちゃいました!! 夢幻: フォォッ?!えーっとちょっと待ってね。そんな青臭い高校生みたいなこと言い始めるとは予想外だわ…… Pusai: いやー、いいよォ!やっぱり人肌ってさ、温かくてさ。夢幻タンもドラクエ辞めなよ! 夢幻: ァッ?!何言ってるの?夏の暑さは酷なことをする、とうとう頭沸いたか…… pusai: いやいやいや、まあ聞いてよ。俺ってさ、サービス開始からずっとプレイしてたじゃん。 で、GW前にさ!これが笑い事じゃないんだけど、プレイ時間が2000時間超えてヤヴェと思ったのよ 夢幻: 1000時間からがスタートで、俺のPSOの接続時間600時間を鼻で笑ってた兄さんが何言ってるんですか? pusai: そうなんだけどさ、1日平均にしたら6時間はやってんのよ!1日の1/4はドラクエやってる計算だよ!それってヤヴァくね? 夢幻: いやいやいや!無職の兄さんが16時間やってても普通だし。そもそも、20時間プレイしてこそネトゲ!って叫んでたのは兄さんだろうが! pusai: で、思ったのよ。ドラクエ辞めて、その6時間を他に使えないかなって 夢幻: ほほう、なかなか楽しいことをおっしゃる。それでJKのでん部を追いかけて犯罪を犯したというわけか、残りは署で聞こう…… Pusai: チゲェよ!ほら、俺って生まれも育ちも由緒正しき御曹司ってのは知ってるでしょ? 夢幻: あの、某旦那とは違って、本物の由緒正しきお坊ちゃんだってのは知ってるけどさ Pusai: 日本全国に、えーっと……16人の嫁候補がいるわけよ。北は北海道、南は沖縄まで。その中のひとりが女子高生、JKなのよん 夢幻: え?!四天王とか九大天王とか十二神将とか余裕でぶち抜いて16人もッ?! よしわかった。お前の妄想はそこまでにしてドラクエの話に戻ろう pusai: 妄想じゃないって!ああ、ちなみに、16人の中に凜子も含まれてるから 夢幻: 戻れッ!あのな、ドラクエ辞めて6時間好きに使うっておかしいだろ?更に6時間ドラクエのために使うの間違いじゃないのか? お前、あれだけ豪語してたよな?ドラクエこそ我が人生、この道我が旅、リンクの冒険、って Pusai: 夢幻くん、時代は残酷なものなのだよ……過ぎ去りし日はもう戻らない…… 夢幻: え?急にどうしたの? pusai: 真面目な話をしよう。俺がドラクエ始めてからホント仕事減ったな〜って気づいたんだ。 ドラクエ始める前はコンスタントに単行本出してたんだけど、ドラクエやってる期間はというとゼロだったんだよ…… 夢幻: そりゃ、まあ、日に16時間もやってたらそうなるよな。あれ?無職じゃなかったの? Pusai: いや、仕事なんてしなくても食って行ける俺だけどさ…… なんか、人生に張り合いがないというか?16人の嫁たちも心配してくれるわけなのよ。最近どうなされたのですかpusai様?って 夢幻: ツッコミは入れないでおくのが友人同士の礼儀ってもんだから入れないけど、で? Pusai: で、考えたわけですよ。仕事、ちゃんとやらなきゃなあ……って 夢幻: あのね、兄さん。仕事なんてドラクエの中でやりゃいいじゃないか。たとえば俺は木工職人!兄さんはツボ錬金職人! あなたは会計士!キミはWebデザイナー!オーハラオーハラ本気になったら大原ってなモンだよ!みんな、アストルティアで働いてるんだよ?別に、現実世界で働く必要なんてないだろ? pusai: で、さー!ドラクエ辞めたらさ、マジで仕事増えたのよ。6時間も多く使えるようになったから、そのぶん仕事を増やせるようになったのよ。 お陰で生活にもゆとりもできたし、単行本も出せたしね。嫁たちも大喜びよ!pusai様の御本が読めるなんて感激です!って 夢幻: あのな、俺だってアストルティアで稼いでるよ!職人やってるお陰で、お金にゆとりができたよ。 今じゃ月に200万ゴールドは軽く稼いでるし、サブで道具職人もやってるしウハウハだよ! Pusai: でも、それって……たとえば高島屋でプレミアムなポッキーを嫁に買ってあげられないよね…… 夢幻: ………… pusai: で、お金にゆとりができたのもそうだけどさ。やっぱり時間にゆとりができたってのも大きいよ。ドラクエ始めてからというもの休日に遊びに行くってことが殆どなくなったからね 夢幻: いやいやいや!休日こそ丸一日ドラクエって声高に叫んでたお方が何を……。っていうか、ドラクエやるから無職だと思ってたのに、まさか仕事持ってたとか裏切りだわ。 俺なんて仕事辞めたんだぞ?知り合いのIDも共有してWii Uを4台並べて同時操作を頑張ってるのに!そもそも、チームに迷惑かかるだろ! pusai: いやさー……俺って休日は写真を撮りに行ったり、散策したり、食べ歩きしたりと、リア充生活を満喫してたのよ。 それがドラクエ始めてからというもの休日は丸一日レベル上げとか無駄に時間を潰してただけだったのよね…… 夢幻: え?今、なんて言った? Pusai: たとえば、沖縄の嫁と石垣島でダイビングを満喫したり、神戸の嫁と南京町を食べ歩いたり、 東京の嫁と下町をブラブラ手をつないで歩いたり、高知の嫁と公園で他愛もない話をしながら愛犬の大吾郎と遊んだりさ 夢幻: ………… pusai: 俺ね……ドラクエ辞めてからというもの休日になるたびに嫁のところに遊びに行ってるよ。 デートして、ショッピングして、一緒にディナーを満喫して、スイートルームで一泊して愛を確かめ合って……正直、ドラクエよりも充実してる…… 夢幻: お、おおお!おお、俺、俺だって!休日は出かけてるよ! た、た、た、たと、たとえば!休日しかインしないフレンドと遠くまで冒険の旅したりとかさ!こ、ここ、こんな冒険なんて体験できないだろ?ホホ、ホント!楽しいよ! pusai: それと……後はスゲェ健康的になったかな。ドラクエやってたときって動かないから体重増えちゃったんだよね 夢幻: あ、ああ…… Pusai: ドラクエを辞めてからは運動もするようになったしさ。なにより食生活がマトモになったよ。 ドラクエやってると食事する時間も惜しいから、カップ麺とかジャンクフードばっかになっちゃって食生活は最悪だったんだ 夢幻: ………… Pusai: 今は、毎日のように嫁の手料理をごちそうしてもらってさ。全員、管理栄養士の資格を持ってて、バランスもバッチリ。 もちろん、俺にも時間の余裕ができたから、二人でキッチンに立って一緒に料理作ったりさ。すっごく楽しいんだよ 夢幻: ……二人で…… Pusai: 確かにさ、嫁をほったらかして遊んでた俺が悪いんだけどさ。みんな俺のことを待っててくれてるんだよね。嫁の手料理のお陰で、体重も適正に戻ってきてさ。 それだけじゃなくて、毎晩激しい運動するようになったから筋肉もついたし、腰痛も治ってきたし、なにより細胞年齢がめっちゃ若返ったんだよ。 今、実年齢は33歳だけど、測定したらなんと22歳!自分でもビックリしたよ! 夢幻: ああ、あああああ、ああの、あのな!お、おおお、俺だって毎日、きたっ、きた、鍛えてるよ!毎日数千匹のモンスター狩って経験値を稼いで、き、鍛えてるよ! Pusai: うん、うん 夢幻: そ、それに!食生活に関しては問題なかったよ!だ、だだだ、だってさ!床ドンすりゃ、ママが飯作って持ってきてくれるからな。 最近太ったかな〜って思うけど、ママが気を使ってカロリーを抑えてくれないからだしな。今度、床ドンしたときに文句言うから、だ、大丈夫だよ! Pusai: そっか……俺も、健康的になったおかげでさ。毎朝ウォーキングするようにもなったんだよ 夢幻: お、おおお!おれ、おれ、俺、俺だって、アストルティアを走り回ってるもんねーッだ。 毎朝6時までかけずり回ってるよ。もう世界中周り尽くしたけど、毎週のように新しいイベントとか配信されるから再発見の連続だよ。スクエニの運営さん!毎日の活力を与えてくれてありがとうございます! Pusai: 毎朝、真っ白いシーツの中で嫁と一緒に目覚めてさ。嫁の住んでる街の近所を手をつないで散歩するんだけどさ。イロイロと発見があるんで面白いよ。 自分の住んでる見慣れた街でも、同じなんだけど、やっぱり世界が違って見えるんだよね。それに、歩いてると体力もつくし、アイデアも湧くから、一日の活力になるんだよね 夢幻: ………… pusai: やっぱり、ドラクエ辞めて一番は、嫁に割く時間が元に戻ったことかな。なんか、嫁がいるのにモテモテになっちゃって、本当に大変だよ 夢幻: ああ、あ、あの!あのな!お、俺だってモテるもんッ!僧侶やってるから、みんなから引っ張りだこだよ!酒場の借りられ率ずっと100%だし! Pusai: だろうね、夢幻タンの僧侶、モテるだろうね。 ドラクエ始めたせいで嫁たちをほったらかしにしてた俺だけどさ、今は、ドラクエ辞めて余裕のできた6時間を嫁たちのために使っててさ。 今、16人の嫁たちがすごくきれいでかわいくて、なんか、そこはドラクエに感謝してる 夢幻: そ、そそそ!そうだ!そうだ!か、感謝しろ! pusai: ははは、でもさ。昔の女癖の悪いpusai様に戻られましたねって嫁からボロクソに言われたりもしてるけどね。笑えるだろ?みんな口をそろえて、ドラクエも少しはプレイしてよいのですよ、って笑顔で言ってるからなあ。いい嫁たちだよ、本当に 夢幻: お、俺だって、アストルティアには嫁がたくさんいるもんね! pusai: 後はアレかな。一応、仕事上、最新のゲームは全部触れなきゃいけないんだけど、ドラクエのせいで他のゲームが遊べなかったのよ。 とりあえずプレイしなくても買うだけは買ってたんで積みゲーがスゴイことになってたわ。それも時間に余裕ができたから消化できるようになったよ 夢幻: ………… Pusai: 嫁たちと一緒にピクミン3を遊んだりさ、ドラゴンズクラウンを遊んだりさ、ロリポップチェーンソーやったときなんか、キャーキャー言いながら遊んでたよ。 あの服かわいいーって言ってたから、買ってあげたらその日の夜に着てくれたよ 夢幻: あ、あがが、あががが、あがががががががが………… pusai: いやー、ドラクエやってたときはドラクエこそが最高のゲームなんて思ってたけどね。やっぱ面白いゲームはいっぱいあるね! そして、それを包み込んでくれる優しい嫁たち!俺、やっぱり恵まれてるわ!ほんと、夢幻タンもドラクエがんばってね! 夢幻: あが、あがが……ドラクエ…… pusai: おっと、明日は北海道の嫁と会う約束があったんだ。ちょうどLINEが飛んできたし、明日も早いから帰るね 夢幻: ドラクエ……ドラクエ……ドラクエ…… pusai: 夢幻タン、どうしたの? 夢幻: ドラクエ、ドラクエ、ドラクエやれ、ドラクエやれ、ドラクエやれ、ドラクエやれ、ドラクエやれ Pusai: あれ?おーい、大丈夫? 夢幻: ドラクエやれドラクエやれドラクエやれドラクエやれドラクエやれドラクエやれドラクエやれ pusai: うわ!死んだ魚の目で叫び始めた!ヤバイ!正気じゃない!! 夢幻: ドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレ pusai: う、うわ!暴れ出した!うわあああああああああああああああああああああああ! 夢幻: ヤレヤレドドドラクエヤレドラクエヤレヤレドドラクエラクエラクエラクエドヤレヤレヤレヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレ ドドヤレヤレドラクエヤレラクエドヤレヤレヤレヤレドラクエヤレヤレドドラクエラクエラクエドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレドラクエヤレ ヤレヤレドドレドドラクエラクエラクエラドラクエヤレドラクエヤレヤクエドヤレヤレヤレヤレ ・ ・ ・ こうして、突如発症したDQXウイルスにより、世界は核の炎に包まれた……。 しかし、pusaiの父親たちがひそかに計画していた人類補完計画により、pusaiと16人の嫁たちの遺伝子は天上に浮かぶ月に保管されていたのであった。 そして、2万年後、核汚染から解放された世界はpusaiを父とし、16人の母を持って創世された……。 我々が旧人類と呼ぶ者たちの滅亡と、我々の創世の秘密は、今後もひっそりと月に保管され続けるだろう。月はいつもそこにあるのだから……。 ※今回も90%は実話ですw夢幻タンは今もドラクエ10から帰ってきませんw夏コミで店番していない理由ですwネットゲームのご利用は計画的に、ね。 『知られてはいけないゲームの世界 Indigo』の紹介に戻る |