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「どうしました?そんなに悩んで。」

「どうしても、この WriteOnly メモリの値がおかしくなってしまうんですよ。」

「そうですか…WriteOnly のメモリに書きこんでいるのですね。」

「で、ソースは間違ってないように見えるし…この値さえ読み出せたら、デバックできるのに。WriteOnly だから読めないんですよ。」

「そうですね。では、変数を定義して、そこに書きこんでみてください。それをトレースすればすぐですね。」

あ…




「どうしても、この文字列が Strcpy とか一連の関数でうまく処理できないなぁ…」

「どうかしましたか?あぁ、本当にソレは文字列なんですか?

「あ、あれ?文字列のつもりが、おかしなメモリ位置を参照していました…」

まず、文字列の前にデータ列であることを忘れないように。ほら、Length を引数として持たせましょう。」




「よし…と、コレできちんと動くようになったぞ。」

「できましたか…ところで、この x0 と x1 と x2 と x3 にはなにが入っているのですか?

「なにって、えっと…え…あ、あはははは」

変数や関数にわかりやすい名前をつけるのは、基本ですよ。




「ですから、このように、こうなって、ああなって…それで、こうなって…」

まず、結論から述べてください。理由は後で聞きます。」




「はい、これで欲しい関数の機能を説明し終わりました。それじゃ、がんばって作ってくださいね」

「えぇ、わかりました。では、早速…」

その前に、自分の言葉で、その関数を説明してもらえませんか?

「え?えっと…」

( やっぱり理解していなかったか… )自分の言葉で説明できないと理解したとは言えませんね。




「よし、コレで完璧だ。」

「ありがとうございます。では、触ってみましょう。…早速一般保護エラーで落ちましたが?

あぁ!その動作は確認してませんでした。

「キーを連打されることぐらいは、確認して欲しかったですね…」




あの〜すみません…ここのプログラムで…

それと、この本のここの部分なんですが…

あ、もうヒトツ、今日って何曜日でしたっけ?

で、えぇっと…最後に…

少しは、自分で調べてからにしてくださいますか?




「え?あのプログラムがまたいるんですか?」

「えぇ、いりますよ。」

「参ったなぁ…コメントがほとんどないから、読むのに時間かかるから…」

「2ヶ月前の自分は他人ですし、2ヶ月後から見れば、いまのあなたも他人ですから…しっかりコメント打ちましょう。」




「あの〜すみません…調べ方がわからないんで聞くんですけど…

調べ方がわからない?…google、リターン




「えっと、このCheck〜って関数ですが…なんで値を入れ替えているのですか?」

「えぇ、それは、値を判定して入れ替える関数なんですよ。」

「そうですか…ところで、Checkの意味ってわかりますか?

「えぇ、調べるって意味ですよね。この関数は値を調べて入れかえるから…ん?」

「そうですね。値を調べるためだけに呼んだ関数で、値が入れ替わったら気持ち悪いですよね。」

「正しくは、CheckAndSet〜などとしたほうがいいですね。」




「おかしいですね。なぜか挙動が安定しませんね。」

「昨日はうまく行っていたのに…なんででしょう…きちんとLANもつながっていますし」

ところで、電源は確認しました?

「それはもちろん、ほら、ケーブルはつながっていますよ!」

「そうですね。このつながっていないアダプタはなんでしょうか?」

「…このケーブルの先です。」





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