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「Like a whirlwind」のあとがき
千尋さんの声が聞こえたんです。
「発想を逆転させるの、落ちるんじゃなくて浮き上がればいいのよ」って。
逆転裁判万歳!
つーわけでいなり山になりそうだったのがさばな町になりました。
あと、マシンレッドも大好きです。マシンボーグの中ではトップレベルで。
赤くて腕組みですよ?そして、あのシルエット…たまらん…
ちょこちょこっとGレッドあとがき書いちゃうぐらい好きです。
短期連載「がんばれぼくらのGレッド」
「ム…ムゥ…どうするべきか…」
ガチャガチャと音を立てて歩き回るGレッド
ホワイトデーを明日に控えて、ケイからもらったバレンタインのお返しを考えあぐねている様子だが…
「…情けない…実に情けないぞッ!Gレッドッ!!」
「!?そ、その声はッ!?」
開いていた窓の向こう、電柱の上に腕組みしたマシンボーグが見える…あ、あのシルエットは!
───トウッ!
窓から宙返りを決めながら入ってきたのはマシンレッド、そのボーグだった。
「マ、マシンレッド先輩には関係のないことです!しかし、どうして…」
逆光の中、オマエのことはいつも見ている。と言わんばかりの腕組みスタイル
Gレッドを睨むとマシンレッドは叫んだ!
「生涯唯一!ただ一人のガールボーグを愛するならばッ!」
その覇気に押されて、思わず正座するGレッド
「贈り物は…自らの心を…己の魂をすべてぶつけてこそ贈り物なりッ!」
ギンッ!と睨むマシンレッドとうつむいて正座するGレッド…
「ム、ムゥ…しかし、心をすべてぶつけると言っても…どうすればいいんだ、マシンレッド先輩ッ!」
腕組みのまま目を閉じ、静かに語りかけるマシンレッド
「しかたのないヤツだ…よかろう、ヒントをやろう…心して聞くがよい」
「ひとつッ!凛として見目麗しきガールボーグに相応しきは可憐で美しい花束ッ!
ひとつッ!姉としてリーダーとして重責を背負うガールボーグに相応しきは心を慰めるオルゴールの音色ッ!
ひとつッ!戦いに明け暮れ戦士として生きるガールボーグに相応しきは乙女の喜びアクセサリーッ!
……以上だ」
…うつむき、考え、そして何かを思いついたGレッドは明るい顔で答えた
「わかった、マシンレッド先輩。そのすべてを贈ればいいんだなッ!」
「このッ!痴れ者がァァッ!!!」
──ウワァァッ!とたんにバスターレーザーで撃ち抜かれるGレッド!
「ひとつにせんかッ!己の魂を分散させるような贈り物があるかッ!それで相手の心が動くとでも思うのかッ!」
「ウ、ウム…す、すまなかったマシンレッド先輩…もう一度よく考えてみることにする…」
それを聞くとマシンレッドはうなづき、そして暖かい声で語りかける
「相手のことを考えれば、おのずと答えは導かれる…がんばるのだ…Gレッドよ。応援しているぞ」
────トウッ!
またも飛び上がり窓の外に消えてゆくマシンレッド
マシンレッドを見送りながら、ケイへの贈り物を何にするか考え始めたGレッド
ホワイトデーまであと少し…プレゼントは決まるのであろうか…?
タイガージョー大好きな夢幻将和の次の作品に御期待ください。(打ち切りっぽく)
追記
うはうはぼーぐの栗丸さんがイラスト描いてくださっていました!敬礼ッ!
あともう一枚誰かが書いていてくれたはずなのに、HDD探しても出てこないっ!なぜだ…_| ̄|○
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