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「ちんまいお姫様」のあとがき
クリスマスにお送りした「4つのプレゼント」ですが、エロ書く準備あるよーってあとがきに書いたんですよね。
そのときのオロチのお話が、コレ。
・オロチ
お風呂に入っていきなさい、というコウの母親の言葉に甘えてお風呂。
そこでいろんな妄想を膨らませているうちにのぼせて、気が付けばコウに抱きかかえられている。
で、結局どこかのスレ「」たちに対抗心を燃やしたために、日の目を見ることになった設定です。
「チョコっと大人に」を書いてすぐなので、あまりアレですが。
萌え姉(26)のほうもほったらかしてるわけじゃないので。えぇ、ごめんなさい。
あと、オロチがいろいろ知ってるのの黒幕は、やっぱりマナの仕業なんですが、割愛。
あとがききちんと書くときに書くかもです。
タイトルは、かっつぃーんの人から。お前らもオレポケやれって。
あと、先日やっとのことでオレポケノベル版を読んだんですが、エロの合間合間に崋山が出てくるので
普通の小説のように読んでしまうのが困りモノです。あのベジータめ。
脳内で声が聞こえるのは、よほど崋山のことが好きに違いありません。
さて……ここまでだとアレなので、割愛したのも。
遠くで冷蔵庫のモーター音が聞こえる。
とても静かな夜だ。私は天井を見上げてボーッとしている。
「ねーねー、オロチちゃん」
一緒の布団で眠っているマナが話しかけてくる。
ここはマナの家。今日はマナの家にお泊り。
記憶をなくして宿無しの私を、うさぎ、マナ、コウたちが泊めてくれる。
そうそう毎日泊めてもらうわけには…と思っていても、ご飯とお風呂、そして暖かい寝床。
その誘惑に勝てるほど私は強くない。
「ねー、オロチちゃん……」
マナが呼ぶ声が聞こえる。
ボーッと考え事をするのはマナが寝てからでもいいか。
「んー?」
生返事。
──少しの沈黙の後、背中にマナがしがみつくのがわかる。
……マナの暖かさを感じる。
「どうした?マナ。くすぐったいよ」
ふるふると震えるマナに向き合って顔を見ると、頬を染めて汗をかいているようだ。
…ちょっ!えっ!?
布団を上げると、ボーッとしたマナの顔が月明かりに照らされる。
咳は出てないけど風邪だろう…マナのお母さんに知らせないと……
立ち上がろうとする私のパジャマのソデをきゅっとつかむマナ。
ふるふると首を振って、こちらをうるうると みつめる。
──いや、一緒に居て欲しいのはわかるけど、それよりも……
ベッドに座ってマナを抱きかかえる。
ぐっしょりと濡れたパジャマ…ハァハァと息をするマナ。とても苦しそう。
なんだか大変なことに……
オロオロしていると、マナが呟く。
「大丈夫……胸がドキドキするのは……コレのせいだから……」
パジャマのズボンの……マナの大事なところがなにか ぷっくりと膨らんでいる。
「?!」
唖然としてしまうが、それが何なのかわからない。
ピクッと肩を震わせて、ぐったりともたれかかるマナ。
私を見る目がだんだん熱を帯びて、とろんとしてきているのがわかる。
「オ、ロチ……ちゃん……お願い……手を入れて、とって……」
ハァハァと荒い息をしつつも、恍惚としたマナを見て、なにか危険信号を感じる。
マナではなく、私に対してだが……
で、でも、と、とりあえず、女の子同士だから…い、いいよね?
「あ……あぁ、と、取ってやるから……」
パジャマのゴムを広げて中に手を入れると、確かに丸いものがマナのパンツの上でモゾモゾ動いている。
それと共に、パンツがぐっしょりと濡れているのも感じる……
そして、さっきまで冷蔵庫の音だと思っていたくぐもった音が そこから出ていたのもわかった。
──ヴヴヴヴヴヴヴ……
手でその物体を掴むと…
「デッ?」
「えっ!?」
出てきたのは濡れて黒く光るデスアイ……なっ!?なんで?!
ハァハァと息を整えるマナが そのデスアイを見ながら呟く。
「デ、デスアイだったんだ……いつものよりすごかったぁ…………」
と、言ってハッと口をふさぐ。
照れ笑いを浮かべた顔。そして、スッと立ち上がるとトイレに行ってくると言って部屋を出て行く。
──い、いつもの…………
…たっぷり時間がかかってトイレから出てきたマナ。
心なしか顔色も元に戻ってちょっと元気そうだった。
「マ、マナ……い、いつもの……と、は?」
布団の中で私に照れ笑いを浮かべると、それから2時間ほどカケルとのノロケ話とエッチ話をしゃべるマナ。
……よ、世の中は広い……
クローゼットにしまわれたメイド服を見せられて、本気で頭を抱えながらも、
素直になれない自分と比べて、ちょっとうらやましいオロチだった。
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