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「真っ赤なGレッド」のあとがき


ケイxGレッドって望まれてるかわからないけど、この気持ちが熱いうちにたくさん書いておこう。
っつーことです。鉄は熱いうちに打て!

コウがなんでキレイな石を持っていたか?は、とりあえず学研の科学と学習とかについてきたと思うので…
ほら、よくあったと思うんですよね、付録にはアメジストと石英と…もちろんデアゴスティーニでも可。

小学校時代は、科学と学習のあさりよしとおの漫画が大好きでした。
不思議サイエンス!


BGM:つじあやの「風になる」





あと、好評だったので、またあとがき短編。


「がんばれ?僕らのGブラック」


一部始終を見ていたGブラック…むりやり捕まえてきたポップスハニーを放り込むと、またジャックが現われた。

「おまえが落としたのは、この金のポップスハニーか?それとも銀のポップスハニーか?…もしかして、万有引力的に青いポップスハニーか?」

しめしめ…内心小躍りしながらジャックに向かって悲しい声を上げながら言った。

「あぁ!ワタシが落としたのは、青いポップスハニーです…どうか、青いポップスハニーを返してくださ…」

…それまでにこやかに笑っているように見えたジャックだったが…突然ジェルフィールドの色が暗くなっていく…
何事かと周りを見ると、タールダイバーが左右から迫ってきている…

───な、なぜだっ!?

Gブラックがオロオロしていると、ジャックの隣には先ほど放り込んだポップスハニー。
ずぶ濡れで頬を膨らませている…明らかに怒っている顔だ。

「愚か者め!おまえには黒いポップスハニーがお似合いじゃッ!」

──シャリ…
隣で砂を踏む音がする…恐る恐る視線を移動させるGブラック…そこには真っ黒なポップスハニーが立っていた…

「…アタシ、ポップスハニー。ヨロシクネ!」

真っ黒い身体のどこからか聞こえてくる声…しかもその声は機械仕掛けのように無機質なものだった。
ゆっくりとGブラックに近寄ってくる真っ黒なポップスハニー…

─────ウ、ウワァァ!

Gブラックは叫んで逃げ出そうとしたが、タールダイバーに阻まれて身動きが取れない。
もう真っ黒いポップスハニーは目の前に迫ってきている…ともかくタールフィールドを突き抜けなければ…っ!
真っ黒なポップスハニーに背中を向けて飛び上がろうとしたその瞬間、

「お〜ぃ、ジャックー、自然の摂理的に家に帰るぞ〜!」

ユージの声が聞こえて、ジェルフィールドが消え去る。
左右のタールダイバーもジャックと一緒にユージの元に泳いでいこうとしている…

「た、助かった…」

そう言って尻もちをつくGブラックだが、なにか大切なことを忘れている気がする。


そうだっ!真っ黒いポップスハニー!


しかし、振り向いたときにはその姿はなかった。
一瞬、どこに行ったかと思ったが、あんな怖い思いはこりごりなので家路を急ぐ。

チラチラ振り向きながら道を歩くGブラック。
その背中に迫る…黒い影…





自宅──と言ってもコウの家の屋根裏部屋だが──に帰ってきたGブラック。
薄暗い屋根裏部屋を進み、ライトをつけた瞬間…背中から無機質な声が響き渡る!


「イチバン!ポップスハニー…逆ネジの黒い恋人…イキマース!」

─────ッ!!チェッ!チェイサァッーー!


心底驚いたGブラックと対照的に、にこやかに笑っているかのように歌う真っ黒いポップスハニーだった。



ホラー大嫌いな夢幻将和の次の作品に御期待ください。(打ち切りっぽく)






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