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鎖
締め切った窓…女の子らしいピンク色の部屋に座るカケル。
その頭には、垂れ下がった犬のような大きな耳と、お尻のほうから尻尾のようなものが垂れている。
「わんっ…マ、マナちゃん……どうしよう…」
情けなさそうに話しながらも、自然と口から犬のような鳴き声が出てしまう。
なんでマナちゃんの部屋に居て、なんで犬のような耳が生えて、なんで尻尾を振っているのか…
「わかんない…どうしよう…」
もう一度、消え入りそうな声で呟く。
──いつもと違う、泣きそうな顔のカケルくんを見ているうちに、私の胸の奥がキュンってなる。
うなだれて、それでも尻尾を振ることを忘れないカケルくん。
助けてあげたい…でも、そのためには…ううん、私だって望んでいた…
にっこりと微笑みながら黒い皮の首輪を差し出すマナ。
両手でカケルの背中を抱きしめながら首に巻きつける…
──カチャッ、カチッ
小さな金属音が部屋に響く。
抱きしめた腕を開放すると、首輪をつけたカケル…
チャリッと鎖の金属音がして…首輪から伸びる鎖の先を持つマナ。
「カケルくん、わたしが元に戻してあげるからね」
人差し指と中指を絡めて口に含むマナ。
ちゅぷちゅぷと唾液を絡めて「ちゅぷっ」と口から取り出す。
半開きの唇から指の間に伸びた透明な糸がプツッと切れる…
濡れた指を目の前に差し出すマナ。
クンッと鎖が引っ張られ、カケルの顔が指に近寄る…テラテラと光る指先。
見つめているうちに、自然と舌を伸ばして舐めるカケル
「カケルくんたら、うふふ。もう、そんなに舐めちゃだめよ。」
「…うぅ……わ、わん…マ、マナちゃん…とまらないわん…」
ペロペロとマナの指を舐めるカケル。
口からは情けなく犬の鳴き声をまねた声が出る…
「わたしが助けてあげるからね…カケルくん」
頬を赤く染め、潤んだ瞳でカケルを見つめながらもう一度呟くマナ。
胸元のボタンをひとつ外し、こちらを見つめる。
「カケルくん…かわいい」
ピョコンッと犬耳が立ち上がる。
勝手に振られる尻尾。
「マ、マナちゃん……くぅん」
──ほら、こんなにたくさん喜んで──つぶやきながら頭を撫でてくれるマナ。
息が荒くなる。頭を撫でられているだけなのに…
──ハッハッ、ハッハッハッ
犬のように小さな舌を出して息を吐き出すカケル
目の前にはマナの白い肌、チラチラ見える胸の谷間…
ゆっくりとマナの手がカケルの胸元から下に向かって降りていく……
ツツーっと濡れた指先が胸の間を通っておへそのほうに……
「は、恥ずかしい……ぼく、なんで裸なんだろう…くぅん」
「それはね、カケルくんがワンちゃんになっちゃいそうだからなの…」
小悪魔のようなとろけそうな微笑を浮かべたマナが語る。
カケルは犬の呪いにかかって、このままでは犬になってしまう…
…それを直すためにはマナの力を借りるしかない…
信じられない話だが、実際に犬のような耳は生え、ふさふさの尻尾は力強く振られている。
「ほら、こっちに来なさい」
手に握られた鎖を引っ張る。
金属音とともにカケルの首が引っ張られ、マナの上に倒れこんでしまう。
「わ、わんっ。マ、マナちゃん、ごめんっ…くぅん…ぅん」
思わず謝るカケル
目の前にはとろけた目をしたマナ…頬を染め、熱っぽくこちらを見つめている。
自然と息が荒くなって、また犬みたいに舌を出してハァハァ言いたくなる。
「いいのよ…カケルくん…」
すべてを見透かしたように呟くマナ。
半開きの唇からちろっと覗く舌先…目を閉じてちょっと突き出す。
我慢できなくなって唇を重ねるカケル。
──ちゅっ……んぅっ!?んっ…んふっ……んうぅんっ……ちゅっ、ちゅぷっ…
唇を重ねた瞬間、頭を抑えられて舌を絡められる。
ペロペロと口内で暴れるマナの舌。
そのまま水音をさせてカケルの唾液を飲むマナ…
頭を抑えていた手からゆっくりと力が抜かれる。
「んはっ!……はっ…はっ……はっ…はぁぁ……」
息苦しくてはぁはぁとマナちゃんの顔に息を吐きかけてしまう。
潤んだ目で見つめられたまま、自分の足にマナちゃんの足が絡んでくる…
鎖の根元を持たれて、クィッ、クィッと引っ張られる。
そのまま、頭の後ろを撫でられながら体勢を変えられる…
カケルが下、マナが上になり、また唇が重ねられる。
──んっ……ちゅぅっ…んふっ……ふふふっ……んふふふふふ…
クスクスと含み笑いをさせながら舌を絡めるマナ。
唇を離すと、ハァッとため息が漏れる。
「マ、マナちゃん……くぅん…せつないよぅ」
胸がドキドキして止まらない…
もっと…もっとして欲しい…もっとマナちゃんを……
突然起き上がるマナ。
わけもわからずに自分も起き上がろうと後ろ手をつくと、また鎖が引っ張られる。
ズルズルと引きずられるようにマナの後ろを四つんばいで進むカケル。
向かった先はマナのベッド。
そこに腰掛けたマナは、ゆっくりと足を開く。
青いワンピースから伸びる白い足を見せ付けるように……
鎖で引っ張られているので目をそらすことができない…いや、引っ張られなくても目をそらせないだろう…
暗いワンピースの中は真っ暗で何も見えない…のに、ゴクッと喉が鳴る。
──チャリッ
また、鎖を引っ張られるカケル。
そのまま頭を抑えられてワンピースの中に頭が入る。
真っ暗な中、すこしすっぱいような甘いような、不思議な匂いがする。
その匂いに導かれるようにもぞもぞと顔を動かす…
「そうよ……カケルくん……そのまま進んでおいで」
大きく振られる尻尾にクスリと笑いながら、また足を広げる。
その先には赤くかわいい下着が…
「カケルくんはわんちゃんだもんね、ペロペロ舐めたいんだよね、クンクン匂いたいんだよね」
気持ちを見透かされたように熱い言葉が耳に溶ける。
「そう、そうなんだ…わん。ぼく、ぼく、犬なんだ……」
「ペロペロってしたいよね。クンクンってしたいよね。ちゅぅちゅぅってしたいよね」
まくし立てるようにカケルを問い詰めるマナ。
その言葉に誘われるようにもぞもぞと赤い下着に近づくカケル…
真っ赤なレースのパンティの中心は、しっとりと濡れている。
「うふふ…とっても…女の子のとっても大切なところなの…だから……爪とか歯とかで…あっ!」
我慢できずに伸ばした舌で、濡れた部分をペロッと舐める。
ピクッと震えるマナ…お腹の奥がジワッと熱くなる。
「……き、傷…あぁ…傷つけちゃダメなのよぉ…?」
──ペロッ…ペロッ……あむ、ペロッ…ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ…ちゅぅっ
真っ赤な色にボーッとして何も考えられずに舌を這わすカケル
しっとり濡れた中心は、カケルの唾液でべとべとになっていく。
──はむっ……んぅー…・・・んっ、んー
下着に唇を近づけ、ゆっくりと咥えて優しくひっぱる。
腰を浮かせて下ろしやすくしてくれるマナ…
ゆっくりと…腰に、ふとももに、ふくらはぎに、唾液の跡をつけながら赤い下着はまるまっていく
足首まで来たところで、マナが足を浮かせて…右足首に残される赤い下着…
その様子にハァハァと息を吐きながら見上げるカケル。
「マ、マナちゃん……くぅん…ゎん…」
とろけた瞳でこちらを見下ろすマナ……ひっぱられる鎖……また、ワンピースの中に導かれるカケル
そこには、さっきとは違う…ひくひくと動くマナの秘所がカケルの舌を待ち望んでいた
「もぉっと……ペロペロして…カケルくん……」
頭を押さえて下の唇にキスをさせるマナ。
チロチロと舌を動かす優しい刺激に震える……
身体の奥から熱い気持ちとともに溢れ出す愛液。
「飲んで……」
──ちゅぷっ…ちゅ、ちゅぅ……ぐちゅ、ちゅっ……んっ、ぅん…
マナの声に導かれて、いっそう舌の動きを強めるカケル
口の周りは唾液と愛液でべとべとになり、二人の唇は糸を引いてつながる…
頭を押さえるマナの力が強くなる。
もっと舐めてくれということなのだろうか…鼻の頭で小さな豆を刺激しつつ、一心不乱に舐めるカケル
水音が部屋に響く…マナのワンピースはこんもりと膨れ上がり、モゾモゾと中でカケルの頭が動いてる…
目を閉じて唇を震わせながらカケルの頭を押さえつけるマナ。
ちゅっ……はぁん…んっ、んっ……ちゅぷ、ちゅっ…ちゅーっ……
時々ピクンピクンと肩に電撃が走る。
だらしなく口を開けた下の唇は、もっと舐めて欲しいというようにヨダレを垂らしてカケルの舌を待っている。
大胆に広がった太ももを両手で押さえて、暑苦しいワンピースの中でカケルは必死に舌を這わす。
「カケルくん……イかせて……」
はぁはぁと息をしながらマナが呟く…どうしたらいいのかわからないが、ともかく舌を差し入れ刺激を加えるカケル。
その動きをもどかしく思いながらも言葉を続けるマナ
「さっき、舐めてくれた小さな突起があるでしょ…くぅんっ……そ、そぅ、それ……」
マナの言葉に従って舌を這わせる…口を開いた秘所は、とめどなくヨダレを流している。
「その、その中に指を入れて…その小さい突起を指で触って……」
太ももを押さえていた手をそこに近づけるカケル
人差し指を舐めて、差し入れる……ビクッと身体を震わせて腰が逃げる。
お腹の方に手のひらを当てて、指を上下に動かす……人差し指の関節で刺激されるマナの敏感な場所
──あぁぁっぁあっ!?
声を上げるマナにビクッと驚くカケル……指が刺激を送るたびに、声を上げて腰をくねらせるマナ。
溢れる愛液がカケルの指によって、シーツに飛び散る。
「はぁん……ぁぁぁぅぅぅ、ちゅぷちゅぷいってる…いやらしい音してるぅっ…んっ……」
気持ちの高揚が押さえられないのか、淫らな言葉が漏れるマナ
その言葉を聞いて、カケルの下腹部も熱い血液が流れ込む……
舌を伸ばして愛液を舐め取りながら指で小さな突起を刺激する。
突起は擦られてめくり上がり、その刺激を強くしていく
「カ、カケルくぅん……お願い…イかせてくれる……?」
ワンピースの中のカケルの頭を撫でながら問いかけるマナ
…その問いかけに唇で突起を甘く噛む事で答えるカケル
「っ!?ひぃぃっん、やぁぁぁっ?!」
甘い声で叫ぶマナ
はむはむと甘く噛まれる突起が引き金となって腰を浮かせる……
ビクッビクッと震わせながら大量の愛液でカケルの口を汚していく。
一滴もこぼすまいと音を立てて吸うカケル…その音に身体を震わせて答えるマナ…
ぐったりとした様子でハァハァと肩で息をしながら、ワンピースから出てきたカケルを見つめる
「……ハァッ……ハァッ……カ、ケル…くぅん……わんちゃんから元に戻りたいでしょ…」
その気持ちよさに震えながらマナが静かに声をかける
甘ったるい声に、カケルの下半身は、また熱くなる…
頭を押さえていた手が離れて、コテンッとベッドに倒れこむマナ
その様子を情けなさそうに見つめるカケル
そのまま気だるそうに、見つめるカケルの方に向かって両手を広げて呟く
「…………来て……」
「!?……わんっ!」
飛び込むようにマナに抱きつくカケル
めくれ上がったワンピースをぐちゃぐちゃにしながら抱き合う二人。
大きく振られる尻尾が、カケルの興奮と気持ちを表す。
「カケルくん……わたしのココにカケルくんの挿れて…」
カケルの大きくなったモノを握ったまま、自分の秘所を指で広げるマナ。
コクンとうなづくと、マナの中に入ろうと腰を動かすカケル。
指を噛み、痛みに耐えるマナ……
「……んぅ…………んっぅぅぅぅぅぅぅ」
──ズ、ズブッ、ズズ……ズズズ…
怖くてゆっくりとしか挿入できない…本当にゆっくりとマナの中に納まるカケルのモノ
ようやく、暖かいマナの中にカケルのモノが包まれる…
さっきまで水を飲む犬のように舐め続けたソコ。
涙目で見つめるマナに気づき、自分自身も泣きそうになるカケル
「……入っちゃった…」
「これで、カケルくんのわんちゃん耳も尻尾もなくなるよ……一番大好きな人と…Hすることで……」
真っ赤になってしまうマナ。
その様子に、ピクピクと動くカケルのモノ。
「あ、中でピクピクッって……カケルくぅん…………わたしのココでカケルくんを感じたいの…」
──ズ、ズズズズズ…ズチュッ…ズチュ、ズッ…
その言葉を聴いて、ゆっくりと引き抜き、また挿入する…マナを気遣いながら動き始めるカケル
「はぁぁぁぁ……ぃた……んっ、ぃぃ……あぁぁ…………」
大きく息を吐き出しながらカケルの背中を抱きしめるマナ
痛みの混じった艶声を上げる…
「マ、マナちゃん……と、止まらないよ……気持ちいい……」
──ズチュッ!ズッ!ズチュッ、ズブッ、ズチュッ!ズブッ、ズチュッ!
だんだん動きの早くなる腰……それと合わせて上がる、痛みに耐えるようなマナの声に混ざる艶声
その声をリズムに一心不乱に腰を振るカケル
「あんっ…んっ、んっ!んっ、んっんっんっ、は、はげしっ…すぎっ!」
涙目だけど、とろけそうな瞳…そんな瞳で見つめられると、どんどん気持ちよさが増してくる。
どちらともなく唇を重ねる…
──ちゅ、ちゅ……ん…んぐ…ん……ん、ん…んん……
ぴちゃぴちゃと唾液を交換し合いながら気持ちを高めあう二人
マナはカケルの背中に爪を立て、痛みと快感に耐える
カケルはマナの唇を吸い、快感と切なさに耐える
「んっ、ちゅっ……も、もう、ぼく……ぼく……マナちゃん、マナちゃん!」
「わ、わたしもっ!な、なんにもっ!か、かんがえっ…られっ…んぁっ…っ」
自分が絶頂に近いことを口々に言い合う……その言葉に、また絶頂が近くなる
…一瞬太くなったカケルのモノに期待を膨らませて絶叫するマナ
「やっ!はっ!んやっ!いやぁ!来るの!来るのっ!来るよぉっ!あ、あぁ、あぁぁぁぁぁぁっ!あぁぁぁぁぁぁぁっ!」
「マ、マナちゃっ!マナちゃんっ!マナちゃんっ!」
カケルのモノが大きく膨らみ、吐き出される精液
──ドクッ!ドク、ドクッ!ドクッ!ドク、ドク、ドブッ…ドプッ、ドブッ……ドクッ
マナの名前を叫びながら中に大量の白濁液を吐き出すカケル…
ハァハァと息をしながら、コテンとマナの上に倒れこんでしまう……
「…はぁ………はぁ………はぁ………はぁ………はぁ……」
「……あったかぃ……」
暖かな精液をおなかの中に感じながら呟くマナ
大きく振られる尻尾が、ぽとんと落ちる…垂れ下がった耳がゆっくり消えていく…
でも、首輪だけは…そのまま…
イった余韻に浸りながら──チャリ…チャラッ…──鎖をもて遊ぶマナ
そのまま二人から可愛らしい寝息が聞こえるまで、そう時間はかからなかった…
────チチチ、チチチ…
小鳥の声?朝…?朝…って?ん…
「んっ……ぼく、マナちゃんに……ゆ、夢…………夢かぁ…」
起き上がり、寝ぼけまなこで先ほどの行為を思い出すカケル。
ここは自分のベッド…いつもの見慣れた風景…夢を見ていたのか…?
頭に手を置くと、普通に髪がある…そうだよね、耳が生えたりとか夢だよね。
ムズムズとした尻尾の感覚もお尻にないし。
大きく背伸びしてポフッと両手を布団に落とす──と、何かに気づいた。
……自分に首輪がついていることに。
チャリッと鎖の金属音がして…首輪から伸びる鎖の先を持つ…………
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