2008/06/03+11:59:48ヘラクレスの栄光 ネタバレ
とりあえず、クリアしたので主人公パーティーのネタバレ考察などしてみる。
まぁそれいいとして、wikipediaのヘラクレスの栄光の項目はネタバレじゃないところにまでネタバレしすぎだ。
とりあえず、オススメ。マジオススメ。久しぶりにストーリーの良いゲームに出会った。
それにしても、ラストバトルまでの連戦が鬼。まずは、最期のタポスに出てくるタナトスとネメシスの強さが異常。
ここでアイテム全部と言ってもいいぐらい使い切った挙句に全滅とかやるせない。
前衛の主人公とヘラクレスに急遽盾とバリシードを装着して、タナトスの攻撃をほぼ無力化。ネメシスから天罰で狙われたら場所移動で回避。
そのほかいろいろとがんばった挙句にタポスコアが『アンデット発動』とか言われた瞬間に DSをブン投げそうになった。
それからはタポスコアにドロップキックをかましつつタナトスをチクチク倒すという非常に耐え忍ぶ戦闘で 1時間ほど闘ってた。
ネメシスのコアは攻撃に弱い、タナトスのコアは魔法に弱い。ってのを覚えておくといい。
その後のアゴンはサクッと倒せたし、ラスボスに至っては腕を一本一本ロコスが昇天させてくれたおかげで簡単に勝てた。……簡単じゃないけど。
で、結論として、バリシード強い。超強い。リ・オーラも強い。超強い。補助魔法も強い。超強い。
『ヘラクレスの栄光 〜魂の証明〜』開発スタッフインタビュー
http://www.nintendo.co.jp/nom/0806/hercules/index.html
この記事を見る限り、意図的に補助魔法と補助スキルは強くしてるみたいだな。マジで生命線だ。
主人公
正体：ダイダロスの息子イカロス
空を飛び落ちて落ちて死んだ息子を蘇らせるため、ダイダロスがイピクレスを亡くし意気消沈するヘラクレスを騙して魂を分割させた。
その分割された魂は、ヘラクレス、イピクレス、ダイダロス、主人公に宿った。装備している青い羽は、夢に出てきた幼馴染がくれたもの。
攻撃力はヘラクレスに及ばず、魔力はエリスやシュキオンに及ばず、すばやさのみで闘うナイスガイ。ソードダンサーでコーソク発動後は回復役だ。
槍を装備すればすさまじい攻撃力になるけど、ボス戦ではどうしても盾を装備したくなる。生粋の前線キャラ。
wikipedia - ダイダロス
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%AD%E3%82%B9
神話でも空から落ちて死ぬ。ダイダロスと共にミノタウロスが守る塔に幽閉されるが、蝋で固めた鳥の羽根を使って脱出を図る。無事に脱出できるかと思った矢先、息子のイカロスが「太陽まで飛べる」と向かってしまい蝋が溶けて墜落。
有名な、昔ギリシャのイカロスは蝋で固めた鳥の羽の歌の主人公。みるみる溶けて舞い散った。翼を奪われイカロスは落ちて命を失った。
ロコス
正体：ピアザ王女の妹で正当な後継者ロコシス王女
養父はアテナイ王の親友であり親衛隊長だったドコス。
形見の剣は、アテナイ王がプロメテウスから贈られたティターンの剣。
終盤、一対となるティターンの短剣を手に入れて正当な王家継承者となるが、エンディングの描写を見る限りすべてをピアザに譲ったらしい。
個人的には、エンディング中に主人公が丘の上で笛を吹いている描写があるけど、後ろで座って聴いていると信じたい。
え？幼馴染に知らないって言ってる？バカ、あのあと運命的な再会をしたに決まってるじゃないか。前半後半問わず主人公ラブだしな。運命運命。
唯一、神話からの出展がわからないんだが、噂によればアンティロコスやらラキシスやら出てくる。運命という言葉からラキシスが有力株。
あとはギリシャの人々が別荘と持つといわれるサロニカ諸島のドコス島か？
シュキオン
正体：古き神々の一人オケアノスの３つに分割された魂のうちの１つを持つ男
終盤、分割された魂の１つを持つ海賊王デグレオスと合体してオケアノスに戻った後に、もう一度シュキオンの身体に戻る。
もう１つの魂を持つアゴンは、主人公たちに倒された後、自らテュポーン復活のための生贄になる。辞典にすら『暴れるだけ暴れて死んだ』とか書かれる。惨い。
アザがうずくぜ！私はシュキオンでもデグレオスでもありません……。最終決戦を目の前にワイルド半裸。など、数々の厨性能と邪気眼を持つキャラ。
でも全般を通して熱気バサラさん。俺の歌をきけぇッ！！！
wikipedia - オケアノス
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%B1%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%82%B9
IIIで有名なまくろきもの。ムービーが公開された瞬間、みんなして「まくろきものだ！」って言ってた。
ヘラクレス
正体：ヘラクレスの弟イピクレス
HAHAHAさん。前評判では「コイツが本物のヘラクレスだったらおもしろいよな」とか言われてたけど、真実はもっと斜め上だった。
終盤、本当のヘラクレスである兄に出会ったことで記憶が蘇り、自分が死んでいたこと、自分の中に兄の魂があることなどを思い出して兄と抱擁。
ヘラクレスを復活させ、笑いながら光となって消える。本来は心優しい青年で一人称はボク。
イピクレスが天に帰った後、ヘラクレスはその意思をついで主人公たちの旅に同行してくれる。ということで前評判から想像できない最期に株が急上昇中。
ヘラクレス
正体：ヘラクレス
終盤、突然出てきてイピクレスと合体した挙句に大暴れし始める真のヘラクレス。魔法が使えないという伝統を跳ね除けて魔法戦士として前線で活躍。拳も強いよ！
多分魂が足りないから人間的で魔法が使えるんだ、とか思ってみる。エリスのことも一発で見抜くし、復活後の神様っぷりと英雄っぷりはさすがの一言。
しかし、弟の得意技であるタックルなくなっていることに気付いた瞬間、みんなイピクレスを思い出して涙する。
wikipedia - ヘラクレス
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%B9
神話でも双子。イピクレスは人間の子、ヘラクレスはゼウスの子。ゼウスは本当に浮気が大好きだな。
エリス
正体：プロメテウスの妻
子供の姿は仮の姿。人間を愛し魔法という『火』を与えたプロメテウスの嫁さんということで、ツンデレではなく、ただツンツンしてただけ。ほら、旦那いるしさ。
タポスが集めた魔力を受け止めて記憶が蘇る。その後、黒い翼の生えた大人の姿になり、テュポーン復活を阻止しようと各地のタポスの魔力を吸収する。
大人になっても服は変わらないので超ミニスカートをフリフリさせながら戦闘。そりゃぁ、プロメテウスも「その姿が美しい」とか言っちゃうよ、このロリコンめ！！
でも、幼いロコスを生贄に捧げたときには「いや、幼女貰っても困るし」とか言っちゃう。エリスが隣で見てたからに違いない。そんなんだから縛られるんだ。
ヘラクレスと約束し、エンディングで夫のプロメテウスの戒めを解いて貰う。旦那ラブ。でも、人間もラブ。
wikipedia - プロメテウス
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%A1%E3%83%86%E3%82%A6%E3%82%B9
wikipedia - エリス
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%B9
神話ではプロメテウスの妻ではないが、翼の生えた姿なので女神エリスをモチーフにしたのであろうと思われる。
プロメテウスは神話でもヘラクレスに助けられている。
そのほか、ちょろっと見つけたものを。
wikipedia - ティタノマキア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%BF%E3%83%8E%E3%83%9E%E3%82%AD%E3%82%A2
wikipedia - テュポーン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%A5%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%B3
テュポーンというと大先生が思い浮かぶというのは、やはり FFは偉大だったと思わされる。